・エアクリーナーボックスの遮熱

 現行レガシィの吸気レイアウトは、それまでのスバル車がエンジンルーム内で吸気していたのとは異なり、よりフレッシュなエアーを取り入れることが出来るようなレイアウトになっています。
 しかし、
吸気温計 / DIGITAL MULTI GAGE (With Me) のページでも書いたように、吸気温度は決して低いものではありません。
 いくらインタークーラーが装備されているとはいっても、元の温度は低ければ低い程良いハズです。
 そこで、少しでも吸気温度を下げるため、遮熱を施すことにしました。


 先ず、エアクリーナーボックスを取り外します(エアクリーナーボックスの外し方はこちら)。


 遮熱材として BILLION の super thermo cloth の1.6mm 厚の物を使用しました。
 裏に接着剤が付いているので適当な大きさに切って貼るだけなので便利ですが、切る時に cloth の繊維が飛び散るので、作業中は風上でマスクをしながら行った方が良いかも知れません。


 cloth はラジエーターファンを通過した熱風の影響を考慮して、ボックスのエンジン側と、エアダクトの裏側に貼り付けました。

遮熱による吸気温度の変化
 遮熱の結果ですが、効果ありです。遮熱施行前はエアクリーナーボックス内の温度は信号で停車したと同時に上昇していましたが、遮熱施工後はこの温度上昇のスピードが明らかに遅くなりました。
 また、施行前は渋滞で60℃以上になっていましたが、施行後は60℃まで上がることは殆どなくなりました。
 ただし、温度上昇のスピードが遅くなっただけで停車時間が長いと、やはりボックス内の温度は高くなります。
 肝心な遮熱によるエンジンパワーへの影響ですが、吸気温度が30℃以下の時と50℃以上の時では、アクセルレスポンスに違いを感じます。






  BP5B エンジン








inserted by FC2 system