・サスペンション
・フロント
アッパーマウントのナットを緩めておきます。
ジャッキアップしてウマをかけ、タイヤを外します。
黄色いハズのビルシュタインダンパーが真っ黒ですが、これは防錆加工(タフコート)を施してあるためです。
ブレーキホース(@)とABSセンサー(A)を固定しているボルトを外します。
ナックルブラケット取り付けボルトのナット(B、C)を外します。
このボルトは175N・mという強大なトルクで締め付けられているため、それ相応の腕力が必要になります。
一般的にはレンチを鉄パイプに差し込んで緩めると良いとされています。
しかし、CRC5-56をたっぷりと吹き付け、長さ40cmのメガネレンチを使用したところ鉄パイプを使用しなくても外すことが出来ました。
Bのボルトは写真のように偏芯ボルトになっていて、このボルトの向きによってキャンバーを調整できるようになっています。
ボルトの頭には目盛りが付いています。
Bのボルトを緩める前に、キャンバーが大きくずれないようにするためにDのようにマーキングしておきました。
ダンパーが下に落ちないように片方の手で支え、もう一方の手でアッパーマウントのナットを外します。
実際にはダンパーがブラケットにはまり込んでいて、ダンパーが落ちることはありませんでした。
・リヤ
リヤクォーターロアトリムを外します(外し方はこちら)。
リヤクォーターロアトリムを完全に外さなくても、リヤストラットタワーバーで示した要領でアッパーマウントにアプローチする方法もあります。
アッパーマウントのナットを緩めておきます。
ジャッキアップしてウマをかけ、タイヤを外します。
リヤもタフコートのためにビルシュタインダンパーが真っ黒です。
ダンパー下部とリヤアームを固定しているボルトのナット(↑)を外します。
このナットは、BE/BHでは175N・mで締め付けられていたため外すのは困難だったそうですが、BL/BPでは62N・mになったためそれ程でもなかったです。
先程の長いレンチをナットにはめて、レンチをハンマーで叩くと緩めることが出来ました。
ナットを緩めることよりも、ボルトを抜き取ることの方が大変でした。
ダンパーが下に落ちないように片方の手で支え、もう一方の手でアッパーマウントのナットを外します。
片手で支える代わりに、写真のようにジャッキで下から支えておく方法もあります。