・iPod nano 4GB black MA107J/A (Apple) + iTrip nano (GRIFFIN)
AppleのiPod nanoです。この製品については、僕が説明するまでもないですね。
レガシィは6連装のCDプレーヤーが装備されているので、余程の長距離ドライブでもない限りは音楽に困ることはありませんでした。
しかし、人間は便利な物に触れると、より便利な物を求めてしまうもの。
より多くの曲を楽しむことの出来るiPodを導入することにしました。
iPodは様々な容量の物が発売されていますが、僕は約1000曲入ると言われる4GBモデルを選びました。
カラーは勿論内装に合わせてブラックです。
iPodを車内で聞く方法としては、
@ FMトランスミッターを使用して、iPodの音をFMラジオで受信する。
A 純正オーディオに外部入力キットを追加して、iPodをケーブル接続する。
B D型用の純正オーディオに交換する。
が考えられます。
@は一番手軽な方法で、調べてみると意外な程に数多くの機種が発売されています。
Aは音質の面からは最も優れた方法です。
Bは「onoshu」さんが成功されています。tara号はマッキン仕様なので不可能か?
カーオーディオにコダワリを持っている方って多いですよね。
スピーカー交換やデッドニング、ウーハーの取り付けなど。
車イジリの一つの大きなジャンルな訳ですが、僕の車を考えると・・・。
マフラー交換による排気音の増大。サスペンション交換によるダンパーの作動音。デフマウント交換による作動音・振動の増大。
と言った具合に、車の機械としての作動音(異音ではありません!)が増えるようなモディファイが多くあります。
特にマフラー交換はオーディオとは対極的な関係にあるモディファイですね。
更に僕は窓を開けて走ることが多いので、風切り音が入り込むためにオーディオをより良い音で聞くという環境ではありません。
と言うことで、音質よりも手軽さを優先するということで、FMトランスミッターを使用してみることにしました。
数あるトランスミッターの中から選んだのは、GRIFFINのiTrip nanoです。
多くのトランスミッターがシガーソケットに接続して使用するのに対して、iTrip
nanoはiPod nano本体のバッテリーで駆動するため配線処理は不要であり、置き場にも困りません。
配線がないため、助手席はもちろん後部座席の同乗者も操作が可能です。
バッテリーが切れたら、下面のnimiUSB端子から充電ができます。
他のトランスミッターが安そうなプラスチックで作られているのに対して、この製品は表面の質感が良く、iPod
nanoとの統一感があります。
また、iPod nano専用設計のため、接続した姿も違和感がありません。
さて、肝心の音についてですが・・・。
CDよりも当然の事ながら音質は劣ります。まさにFMラジオを聴いている感じです。
しかし、窓を開けて走る時や、高速道路を走っている時は、騒音が大きいために音質の差は気にならなくなります。
また、音量を上げすぎると音割れが起きます。
もう一つの問題は、電波の受信状態が悪くなる時がある点でしょう。
それまで良く聞こえていたのに、何かの拍子に聞こえなくなったり雑音が入るようになることがあります。
また、iPod nanoを操作しようと持ち上げたりするだけで受信状態が悪くなります。
調子が良い時は何でもないのですが、調子が悪くなると結構ストレスになります。
長所短所がある製品ですが、音にコダワリがなければ十分な製品だと思います。
しかし、これでは、マッキン搭載車に乗っている意味がないような・・・。