・SBC i-D (BLITZ)
SBC とは、SEQUENTIAL BOOST CONTROLLER の略です。
このブーストコントローラーは新品ではなく、GF8Eのお下がりです。
メーカーによるSBC i-D の特徴は以下の通りです。
1. シーケンシャルソレノイドバルブがブースト圧を的確にコントロール。
2. CPUが自動解析し設定値となる簡単フルオートタイプ。
3. ブースト圧ワーニング、ピークホールド、スクランブルブースト、リミッター、スピードマップアナライザー機能を搭載。
4. デジタル表示とグラフィック表示に切替可能。
5. 1/2DIN、厚さ15mmとコンパクト。
6. オプション機器と光通信により連動。POWER METER i-D との連動で、スピードによるマップ機能が使用可能。
まだしばらくの間はブーストアップはせずに純正の性能・特性を見極めようと思い、SBC i-D は今回はモニターのみの装着としました。
後で書きますが、このモニターは以外と使えます。
エンジンカバーを外します。
Defi のターボ計の取り付けでは、吸気圧をエアバイパスバルブの配管から取りましたが、今回はフューエルプレッシャーレギュレーターの配管(↑)から取りました。
圧力配管は例によってインタークーラー後ろのグロメットから室内に引き込みました。
配線や配管が多くなりすぎたため、元々付いていたグロメットのゴム栓は使えなくなってしまいました。
エアベントセンターグリルを外します(外し方はこちら)。
モニターは、アッパーセンターポケットの蓋に両面テープで固定しました。
コントローラーハーネス(←)は蓋の隙間から裏に通し、上図の位置からハンドル下に通しました。
蓋の下寄りに固定したので、一応蓋を開くことは可能です。
インストルメントパネルロアカバーアッパーを外します(外し方はこちら)。
メインハーネスは今回は電源とアースのみ接続しました。
残りの配線は長くてかさばるため、断腸の思いで切断しました。
ブーストコントローラーとして使用する場合は配線を繋ぎ直せば良いわけですから・・・。
電源とアース(→)は、のれんわけハーネスのアクセサリー電源とアースにそれぞれ接続しました(のれんわけハーネスの配線についてはこちら)。
一応写真撮りましたが、もはや配線が多くて何が何だか分からないですね。
SBC i-D の CPU(※) の設置には良い場所が見当たらなかったため、ボディー統合ユニットの取り付け金具の上に設置しました。
CPU には@圧力配管、Aコントローラーハーネス、Bメインハーネスをそれぞれ接続して終了です。
右側がSBC i-D、左側がPOWER METER i-D です。
このモニターはブースト圧をグラフとして表示できます。
このグラフは左から右へスクロールします。
スクロールは、インマニ圧が2秒間連続して大気圧以下になったら一度停止し、再度大気圧以上になったらスクロールを再開するようになっています。
ブーストの立ち上がりやブーストのタレ具合も見ることが出来ます。
しばらく表示が残るので、デジタルよりも便利な面もあります。
競って走っている時はメーターを見れませんからね〜。