・スポットマップランプのLED化
ラゲッジルームランプに続いて、スポットマップランプをLED化します。
このランプは、レンズカバーの大きさの割には実際の明かりの部分の開口面積が小さいために暗くなっています。
そのため、純正ランプの状態でも、この開口部を拡大するだけで効果があるそうです。
スバルはなぜこのようなデザインにしたのでしょう?
走行中に点灯しても眩しくならないようにするためかな?
ランプ本体を外します。
カバーレンズを外し、ボルト(↑)を外します。
本体を引っ張り出し、裏側のコネクター(↓)を外します。
カバーレンズは更にインナーと分解することが出来ます。
レンズ内のスペースから計算し、今回は片側に30発のFluxLEDを組み込むことにしました。
ラゲッジルームランプの時のように純正ランプの穴のサイズに合わせて数発のLEDで作っても良かったのですが、今回はカバーレンズの大きさを活かす方向で作業を進めました。
使用した材料は、ラゲッジルームランプで使用した物と同じです。
しかし、このままではFluxLEDを30発も収めた基板を搭載することは出来ないため、ランプ周囲の壁の一部を削除して基板を乗せられるようにしました。
電源用の配線の接続は、純正の金属端子ではなく本体裏の配線(線と言うよりは板か・・・)から直接取ります。
矢印の部分で純正の端子を切断し、LEDの基板に取り付けた平型端子を接続しました。
※マークの平型端子には、このように切れ込みを入れてあります。
インナーの開口部をLEDに合わせて拡大しました。
カバーレンズを仮組みすると、こんな感じです。
カバーレンズには、純正インナーの穴の大きさに合わせて凹凸処理がされています。
穴の大きさが合わなくなったので、見た目がちょっと悪いですね。
真ん中のLEDがない部分が思ったよりも広かったなぁ・・・。
本体を車両に戻して、さぁ点灯!
うおっ!明るい!!
さすがに、60発ものLEDが点灯すると、室内はメチャクチャ明るくなります。
これだけ明るければ、真ん中のLEDがない部分なんて全然気になりません。
純正との比較です。
デジカメの撮影条件は同じハズなのですが、見え方が全く違いますね。
LEDの欠点として拡散性の低さが上げられますが、使用したFluxLED (SHD-HBWX1)は照射角が75°あるためか、ドアまで十分に光が到達しています。
右写真でヘッドレストがオレンジ色になっているのは、ルームランプが純正のままだからです。
と言うことで、次はルームランプに着手します。
追記
ショート防止のため、基板の裏側をシリコンでコーティングしました。