・強化スタビブラケット リンク側 / ボディ側(CUSCO)
コーナーリング・フィールを改善するためにピロボール・スタビリンクを交換したのですが、スタビリンクの効果をより高めるために強化ブラケットを同時に装着することにしました。
メーカー側の謳い文句は以下の通りです。
・リヤのスタビライザーボディ側取付部とリンク側取付部を補強します。
・スタビライザーがよく働きフィーリングが向上します。
この製品はリンク側とボディ側が設定されています。
左の写真がリンク側、右の写真がボディ側です。
リンク側は純正のブラケットと交換、ボディ側は純正のブラケットに被せるように装着します。
・リンク側の取り付け
リヤをジャッキアップして、ジャッキスタンドをかけます。
スタビリンクが固定されている黒いプレートがスタビブラケットです。
こうして見ると、純正のスタビブラケットでも十分な気が・・・。
スタビブラケットは、ボルト3本で固定されています。
スタビリンクを外し、ボルトを外してスタビブラケットを取り外します。
これらのボルトは難なく外すことが出来ました。
純正のスタビブラケットとの比較です。
純正のスタビブラケットは壁が二面なのに対して、CUSCO製は三面あります。
スタビリンクの固定部分(←)を両側から支えるデザインになっているので、なるほど補強効果は高そうです。
プレートの厚さは、純正が約3mm、CUSCO製が約4mmでした。
純正のボルトを使用してスタビブラケットを取り付けます。
スタビリンクを取り付けて完成です。
このスタビリンクはProva製です。何だか、メカメカして格好イイですね。
・ボディ側の取り付け
ボディ側はスタビライザー・ブッシュの取付部を補強します。
ボディ側とは言っても、スタビライザーはボディに直接固定されているわけではなく、このようにステーに固定されています。
左の写真は下面から、左の写真はタイヤを外して横から見たところです。
大きな力が掛かったら歪むかも知れませんね。
スタビライザー・ブッシュを固定しているボルトを外すときに事件が起きました。
CRC5-56を吹いて、スパナで回そうとすると、「ぐにゅう〜」と言う感触が・・・。
うっかりオープンレンチを使ってしまったのがそもそもの間違いでした。
「バカだね〜。当たり前じゃん。」と言う声が聞こえてきそうです(涙)。
気を取り直してラチェット・レンチで回そうとしたら、またもや「ぐにゅ〜」と言う感触が・・・。
今度はアダプターのジョイント部分がねじ切れてしまいました。
「どんな安物を使っているんだ?」と言う声も聞こえてきそうですね(恥)。
すっかり自信喪失です。
これ以上ネジをなめてしまったり、他のトラブルが起きてもイヤなので、いつもお世話になっているスーパーオートバックス長岡店のメカ・マンに助けを求めました。
DIYで失敗してショップに駆け込むのって、ちょっとした敗北感がありますね。
リフトアップして、メガネ・レンチをかけて、力を入れると・・・・。
「カチン!」と言う音と共にボルトが外れました。
間に強化ブラケットを挟み込み、3本のボルトで固定します。
下の2本は純正のボルトを使用します。
上の1本は付属の四角ステーとボルトを使用します。
プレートの厚さは、純正が約2mm、CUSCO製が約4mmでした。
走行インプレッションですが、ピロボール・スタビリンクと強化スタビブラケットを同時に装着したので、個々のインプレッションは出来ません。
ブラケットの構造や厚さについては、スバルが時間と開発費をかけて設計したわけだから、純正状態でも十分なハズです。
しかし、この様な力が掛かる部分の強度をより高めることは、プラスになることはあってもマイナスになることはないでしょう。
あっ、重量が増加することはマイナスですね。