・リヤサスペンションリンクセット (STI)
STIのリヤサスリンクです。
お世話になっている方がレガシィを降りたため譲っていただきました。
メーカーの謳い文句は以下の通りです。
「リヤサスペンションのフロントリンク(トーコントロールリンク)両側、リヤリンク(ロワーラテラルリンク)内側のラバーブッシュをピロボールブッシュに変更したもの。リヤサスペンションの作動を円滑にし、後輪の応答遅れを減少すると同時にキャンバー剛性を高め踏んばり感を向上させる。」
ちなみに、上記はA〜C型用の謳い文句ですが、D型用は下記のように変わっていました。
「リヤサスペンションのフロントリンク(トーコントロールリンク)両側、リヤリンク(ロワーラテラルリンク)内側のラバーブッシュをピロボールブッシュに外側を強化ブッシュに変更したもの。リヤサスペンションの作動を円滑にし、後輪の応答遅れを減少すると同時にキャンバー剛性を高め踏んばり感を向上させる。」
赤文字のところの文章が追加されています。
「リヤリンクの外側」とは↑のところを言っていると思うのですが、ここのブッシュはハブ側に付いています。
D型用は構造が変わったのかな? (2006/11/20 追記、このカタログは誤植だそうです。)
ピロリンクはGF8Eでもラテラルリンクセット(STI)を装着して満足していたので、是非とも装着したいパーツでした。
GC/GFではSTIからトレーリングリンクもリリースされていましたが、BL/BPではコレに相当するパーツは設定されていません。
片側3ヶ所をピロにすることでどれだけの効果が得られるのでしょうか?
取り付けは、リヤデフマウント (RST)と合わせて、ディーラーに依頼しました。
これは純正のリヤサスリンクの写真です。
フロントリンク(↑)とリヤリンク(↓)を交換します。
左写真はリンクを外した状態です。
ハブはこれらのリンク以外に、ドライブシャフト、リヤアーム、アッパーリンク、ダンパー、スタビライザーで支えられています。
右写真はブッシュの比較です。
左が純正のラバーブッシュ。右がSTIのピロボールブッシュです。
ラバーブッシュは手で触ってもビクともしません。一方、ピロボールブッシュはスムーズに動きます。
僕は当初リンクのジョイント部分は、ボルトを軸として回転運動をしている物だと思っていました。
しかし、そうではなくて、このラバーブッシュが捻れることによって動いていたんですね。
現物に触れて比較することによって、ピロリンクに交換することの意味を始めて理解することが出来ました。
これならば、足周りの動きが良くなるハズです。
取り付け後の写真です。
見た目は全然変わらないです。
STIのステッカーが貼ってあることが唯一の鑑別ポイントですね。
どうせならGC/GF用のラテラルリンクのようにチェリーレッドに塗装してくれれば良かったのに・・・。
ほぼ同時にリヤデフマウント (RST)とスタビライザーブッシュ(AVO)を取り付けたので、コーナーリングに関しては単体でのインプレッションは出来ません。
街中の交差点などでは変化を感じることはありませんでした。しかし、峠では変化を感じることが出来ました。
コーナーリング中にアクセルを踏み込むと、オシリが「クイッ」と回り込むよう感じがするようになりました。
これはリンクの効果かな?それともマウントかな?スタビライザーブッシュによる変化ではないですね。
リンクを交換することによって乗り心地が良くなったという報告も聞かれますが、ダンパーを交換しているためか僕には分かりませんでした。
それと、接地性が良くなるとか、路面の追従性が良くなると聞きますが、鈍感な僕にはよく分かりません。
いずれにしろ、コーナーリングが更に楽しくなりました。