・DS402リヤバンパー(A〜F型用)(Delta Speed)
「キズ!」のページで紹介しているように、リヤバンパーには不注意で付けてしまったキズがありました。
それ以来、もしも発売されたら交換しようと思っていたバンパーが遂に発売されたので交換することにしました。
Delta SpeedのDS402リヤバンパーです。
その名の通り、DS402エアロバンパーと同じコンセプトでデザインされ、各所にダクトが設けられています。
メーカーの謳い文句は以下の通りです。
「バンパー交換型のリヤエアロバンパーです。 バンパー下端にダクトを集中的に配置することで視覚的低重心感を実現。 さらにサイドダクトを設けることでワイド感と存在感を高めています。 ダクトは見せかけだけの存在でなくバンパー内に溜まる空気の流れを効率良く排出する働きがあり、パラシュート効果を低減させます。」
DS402フロントバンパーと違い、リヤバンパーは塗り分けはありません。
謳い文句通りにダクトにはちゃんと穴が開いており、裏にはメッシュが貼られています。
覗き込んだ際に見えるかも知れない部分は、黒く塗られていました。
裏側のナットの埋め込み部分も丁寧に作られていて、サスガって感じです。
それでは、取り付けに入ります。
リヤバンパーを外します(外し方はこちら)。
失敗した。リヤバンパーを外した状態を遠景で撮るのを忘れた・・・。
ダクトから覗き込んだ時に見えてしまう部分を、目隠しのために黒く塗装します。
ロアブラケットはクリップとスクリューで固定されています。
ボディ下面も黒く塗装します。
ブラケットを戻してボディの準備は完了です。
バンパーをボディに固定して取り付け完了です。
クリップやボルトの穴の位置は完璧で、一箇所微調整しただけで完璧にフィットしました。
とある社外リヤバンパーでは、バンパーとリヤゲートが干渉してしまう事例があるそうですが、このバンパーはそのようなことは全くありませんでした。
バンパーサイドダクトは、穴の部分の面が少し内側に引っ込み、縁が少し外側に張り出されています。
その結果、バンパーが少しワイドになったように錯覚してしまいます。
位置的にはダクトとしての機能はあまりなさそうですが、横から見た時のインパクトはバッチリです。
リヤタイヤのマッドガードに穴を開けると、ホイールアーチ内のエアーがサイドダクトから排出されて効果があるかも知れません。
その代わり、バンパー内がもの凄く汚れるでしょうけどね。
マフラーサイドのダクトはザックリと穴が空けられているのではなく、綺麗なアールを伴ったラインで構成されています。
冒頭で紹介したようにリアルに機能するダクトであり、「ダクトっぽいモールド」とか「裏蓋付きの穴」とは違います。
かと言って、ダクトからバンパー内の変な物が見えてしまうようなことはありません。
マフラーの出口はフィニッシャーのようなモールドになっています。
この部分をシルバーに塗り分けするのも良さそうですね。
センターもリアルに機能するダクトであり、「パラシュート効果の軽減」にはここが一番効くように思います。
ここも何とも言えない絶妙なラインで構成されているのですが、この写真で上手く伝わるかな。
下唇がちょこっと下に張り出すようになっていて、可愛らしくも感じます。
Delta Speedとしては、このラインを作りたいがために同社のリヤアンダースポイラーのセンター装着は諦めたそうです。
サイドに関しては装着可能です。
それでは、色んな角度からどうぞ。
メーカーの謳い文句通りダクトがバンパーの下の方に集中しているため、視覚的に低重心で腰高感がなく安定したデザインだと思います。
ワゴンのリヤは長いためリヤバンパーの側面には多少の間延び感がありましたが、サイドダクトのお陰で解消されています。
Delta Speedらしい完成度の高いバンパーでした。