・CCFL管エンジェルアイ/純正フォグランプ 切替スイッチ
CCFL管エンジェルアイの車検に関する検討で述べたように、CCFL管の光度が300cd以上あるとすると、CCFL管と純正フォグランプを同時点灯出来るようになっていると車検には通りません。
そこで、切替スイッチを組み込むことにしました。
先ずは純正フォグランプの配線を探します。
純正フォグランプの配線へのアプローチとしては数ヶ所が考えられますが、エンジンルーム内のスルージョイントコネクターの配線を使用することにしました。
スルージョイントはヒューズボックスの下にあります。
矢印の四ヶ所のツメを外すと、ヒューズのボードを外すことが出来ます。
茶色いボックス(←)がスルージョイントコネクターです。
灰色のコネクターの青線(↓)がフォグランプの配線です。この配線を切断して回路を割り込ませます。
コネクター側がフォグランプ側になります。
回路の配線図です。
今回は5極のリレースイッチを使用しました。
このリレースイッチは、通常は赤線から白線へ電流が流れます。
切替スイッチをオンにしてコイルに電流が流れると、接点が動いて赤線から黄線に電流が流れるようになります。
ダイオードはLED付きスイッチに付属されていた、逆起電力保護のためのダイオードです。
リレースイッチはヒューズボックスの中に置きました。本当はちゃんと固定した方が良いですね。
アース線は黒いコードを使用するべきでしたが、手持ちがなくて赤いコードを使用してしまいました。
コードは、ヒューズボックスの下の隙間から外に出しました。
切替用のスイッチは、ハンドルコラムカバーの側面に取り付けました。
本当はもう少し上側に取り付けたかったのですが、内部の構造物と干渉してしまうためにこの位置になりました。
操作状態を示すマークも作ってみましたが、何だか可愛いマークになりました。
スイッチの組み合わせによって、6通りの顔を作り出すことが出来ます。