・エンジンマウント (STI) 品番: ST4100055110 (RH)、ST4100055120 (LH)、
ミッションマウント (STI) 品番: ST4100055200、
ピッチングストッパー (STI) 品番: ST410404S000
クラッチペダルの異音に関連したクラッチのオーバーホールのついでに、マウント類をSTI製の強化品に交換しました。
同時にやってしまえば、工賃が安く済みますからね。
写真はそれぞれ左が純正、右がSTI製です。
・エンジンマウント
純正とSTI製で、随分と形が違いますね。
うろ覚えですが、純正は中に液体が入っているんだったかな?
純正は業界では最軽量のエンジンマウントだそうです。
STI製は硬質ゴムとプレートから成っています。
手で触れて高さの違いが分かるような物ではありません。
・ミッションマウント
これは一見して同じ形のようですが、プレートの間に入っているゴムの形が全く違います。
純正は隙間がありますが、STI製はゴムが詰まっています。
手で触ってみても、その差は歴然。
純正はグニャグニャと動かせますが、STI製は簡単には動きません。
・ピッチングストッパー
これは一見どころか、触っても違いが分かりません。
写真には写っていませんが、上面に書かれているSTIの文字が唯一の鑑別点か・・・。
インプレッションですが、三ヶ所を同時に交換したので個々のインプレッションは出来ません。
イグニッション・キーをひねった瞬間から違いを体感できます。
クラッチペダルの奥でセルモーターが回っている感触を、ダイレクトに音と振動で感じ取ることが出来るようになりました。
シフトの感触は少し硬くなったかな?
走り出すとエンジンの存在が身近になったような感じがします。
加速中には、これまで感じることがなかった硬質で細かい振動を感じるようになりました。
コーナーリング時のトルク感が増すと言う話がありますが、僕には分かりません。
リヤデフマウント(RST)を装着して以来、後方から発生していた振動が弱くなりました。駆動系全体の剛性が上がったことによって振動が消されたのかな?
インプレッサからレガシィに乗り換えた時から感じていたことですが、レガシィはダイレクト感がないところが不満の一つでした。
しかし、これらのマウントを交換したことによって、インプレッサのようなダイレクト感が出て満足です。
ただし、振動・騒音を嫌う人はやめた方が良いでしょう。
車の鼓動を感じたい人にはお勧めします。