・インストール
CD内に解説書が入っているのでここで紹介する必要はないかも知れませんが、僕はインストールする際に悩んだので一応紹介しておきます。
これがソフトが入っているCDです。
ラベル印刷もなく怪しい雰囲気ですが、勇気を出してPCに入れましょう。
CDを開くとソフトや解説書、画像資料が入っています。
内容は発売時期によって異なるそうです。
「ecuEdit_v2_6」、「ecuflash_setup130」、「Enginuity0.4.1b」をそれぞれインストールします。
インストールが完了したら、CD内の「ecu_defs」と「logger」をインストールフォルダ内(C:¥Program Files¥Enginuity)のものと上書き保存で置き換えます。
「ecuflash129a」は古いバージョンで、PCの環境によって「ecuflash_setup130」が正常に作動しない場合にインストールすると良いそうです。
ケーブルをPCに接続して認識させます。
・ECUデータの読込
車両のECUデータを、以下の手順でPC内に読み込みます。
1.イグニッションキーをOFFにします。
2.PCの電源をONにします。
3.アクセルペダルの付け根付近にある診断用コネクター(↑)にケーブルを差し込み、PCと接続します。
4.ECUFLASHを起動します。
5.イグニッションキーをACCに合わせます。
6.「Read from ECU」ボタンを押します。
7.表示された画面から車両を選択します。
レガシィの場合は、「2004 Subaru DBW models STi/FXT/LGT/Baja」を選択して「Read」を押します。
8.テストモードのコネクターを接続します。
このコネクターは助手席の足元のカーペットをめくると出てきます。
9.表示画面の「OK」を押します。
直ぐにイグニッションキーをONに合わせると、読み込みが開始します。
10.読み込みが完了すると、以下の画面が表示されます。
表示画面の「OK」を押します。
11.ECUFLASHが持っている定義リストにマッチするECUデータがない場合、以下のような画面が表示されます。
このことは解説書に触れられていなかったため、僕はここで悩んでしまいました。
現在の解説書には書かれているようです。
「Inherited from the definition below」にチェックを入れ、下のボックスの中から適当に選択。「Next>」を押します。
12.表示画面の「Identifier」に書かれているECUデータ名を確認し、11.の画面に戻ってボックスの中から近い名前の物を再選択します。
「Next>」を押します。
近い名前の物がない場合は、取り敢えず先に進んでファイルを保存し、SUWRITE
ECU SYSTEMにメールしましょう。
僕は「2003/2004 Subaru ADM Legacy GT (A2ZJ800G)」を選択しました。
13.表示画面の内容を確認して、「Finish」を押します。
14.「read image.hex」が表示されます。これが純正ECUの読み取りデータです。
「Flash Method」の横に「wrx02、wrx04、sti04、sti05」のいずれかが表示されていることを確認します。
「Save ROM As」ボタンを押してデータを保存します。間違えて削除してしまわないように、大切に保存しておきましょう。
このデータのままでは、表示に不具合があります。
15.保存したデータをSUWRITE ECU SYSTEMにメールで送ると、データーを修正してくれます。
Inheritsの項目が無くなっています。この表示がされていたことが、表示不具合の原因だそうです。
以下がECUデータの一覧です。
この中からチューニングしたい項目を選んでセッティングします。
これを見て、ワクワクする人とゲッソリする人がいることでしょう。
僕は後者かな。勉強しなきゃ・・・。